セルフライナーノーツ

 

 

BE-FLEETは この度 新曲2曲
「カウンター/パスポート」をリリースのアナウンス してきました。

 

曲作りは 何かしらのテーマを設けます。

雰囲気、 リリック、調子、ノリ、リズム、音色、試み、構成、、、

などなど、世界観はバンドや作り手によって様々で面白いのです。

 

 


新曲2曲
以前にも 書きましたが
今回 リリック制作に かなり苦しみました。
この曲達にはあえて 忌み嫌う蛇蝎を背負わせて リリースを、つまり 離そうと 決めていました。

 


製作現場において、ふと気がつけば
きわどい表現が世から消えました。


いつからか最たる主張者でなければならないロックバンドですら、
いわゆる"良い,とされていること"を
言わなければならない時代になってしまいました。

 

法で定められた言論の自由という定義は何処、これにはとても違和感を覚えるのです。


音楽や歌詞は理屈じゃないから。


音圧やリフどうこうでなく、頭でやってるというより身体でやってる感じがするんです。

それは楽曲ウンヌンを超えます。
なので、
自分も身体に染みついたものを外に放たないと、薄っぺらいものになっちゃうなと。
最近、音楽は薄っぺらい方がいい場合もあるということを勉強したけれど(笑)、

 

それはあくまで方法であり、本質を曲げてまで方法に寄ってはいけないと思うから。
それで前作あたりから、自分たちの本質はなんだろうと。

より考えるようになりました

 

 


90年代ロック
今聴いてもかっこいい。俺はそこをピークとして考えているところがあります......
あの頃に溢れていた音楽は本当にすごかったと思うんです。
洋楽も、邦楽も、、ミクスチャー、パンク・ロック、クラブ・ミュージックもそうだし、すごい時代でした。

今どれだけ巧みなテクニックを使っても、俺はその時代の音楽に食らいましたから。
今回はそれをそのまま出せばいいんじゃないかと。ただ、リリックは90年代と比べると変化してますけどね。そこはウソをつかずに書けたらいいなと思ってます。

 


難しいことを簡単に見せたり、簡単なことを複雑に見せたりとか、
そういうテクニックはもっと養わなきゃいけないけど、
小手先だけのテクニックみたいなものに興味がなくなってきたんです。

やっぱりバンドだから、メンバー全員でアレンジを考えるとか、そっちに興味が湧いてきました。


もちろん各々のテクニックがなければできないことなので
表現者としても再現者としても
最低限の知識と技術は持ち合わせる必要がある上での話にもなります。
メンバー全員で合わせたときのアンサンブルが好きなんです。バンドですから。

 

 

いつか 振り返った その足跡を眺めた時

自分で綴ったリリックを
《やるじゃん俺》って錆びず思えればと思っています。

 


さてさて、今年も残すところ なんていう時期になりました。早いものです。

 

つくづく思いますし、月並みですが
一年間は 瞬きです。

充実しているからなのか、日々に追われ引き摺られているだけなのか、それでも目の前の 決めたことを1つずつ やるしかないのです。


今のところ ブログも1ヶ月に1度のペースになっていますが来年こそは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 


明日やろうはバカ野郎です。笑

 


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